先日、休みを利用して広島方面へ行ってきました。

さまざまな感動体験をした旅となったのですが、その中から今回は「下瀬美術館」をご紹介します。

 

こちらの美術館は建築家の坂茂により設計された建築物で、「アートの中でアートを観る」美術館として先日3月１日に広島県大竹市にオープンしました。

鏡のような外観からエントランスに入ると、枝を広げた大木のような柱に圧倒されます。

中からは外が見えるようになっていて、３６０度に景色が広がるため、”中にいるけど外にいる”ような不思議な空間です。

 

展示空間には、水盤の上に浮かぶキューブ状の可動展示室や瀬戸内の美しい島々を一望できる望洋テラス、季節ごとの自然を愉しむ「エミール・ガレの庭」といった施設があり、何度訪れても驚きや新しい発見ができるような空間になっています。

 

廊下や展示室には、坂茂のプロダクトのひとつで知られる紙管椅子やベンチも置かれていました。

どこを切り取っても美しく、建物だけでも見る価値ありな美術館です。

４月には同じ敷地内にヴィラとレストランもオープン予定とのことですので、広島方面に行かれる際は是非行かれてみてください。

 

＜下瀬美術館HP＞

 

 

やまぐちコム子